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【映画動員ランキング】『パイレーツ』V4で今年初の興収60億円突破

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写真拡大『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は全世界のトータル興行収入も8億ドルを突破。歴代ナンバー1を記録した『アバター』にどこまで肉薄できるかが注目されている (C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 興行通信社による6月11-12日の全国映画動員ランキングは、ジョニー・デップ主演の人気映画シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(4週目)が4週連続で首位を獲得した。土日2日間で41万3636人を動員し、前週比95%と依然好調。興行収入も6億5781万円を上げ、2位以下に3億円以上の差をつけた。初日から12日までの24日間で動員407万9988人、興収62億2946万円を記録し、今年公開の作品で初の60億円超えとなった。

劇場映画週間ランキング(10位まで)

 2位は11日に全国282スクリーンで公開されたスーパー戦隊シリーズの劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』が初登場。1975年放送の1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』から35作目『海賊戦隊ゴーカイジャー』までの全シリーズヒーロー199人を集結させた記念作品で、土日2日間の動員は24万9007人、興収2億8861万400円。

 新作では、人気シリーズ最新作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が4位に初登場。「とにかく泣ける」と各メディアで話題となった村上たかし原作の同名コミックを映画化した『星守る犬』は初登場6位。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、『大日本人』『しんぼる』に続く長編監督映画3作目で、完全オリジナルストーリーの時代劇に挑んだ『さや侍』は8位だった。

 公開中の作品では、北川景子、向井理の共演で矢沢あい原作の人気コミックを映画化した『パラダイス・キス』が、2週目となる土日2日間に14万1803人を動員、興収1億8436万4400円を上げ、前週比90.2%の成績で3位を堅持した。6月4日の初日から幅広い層の女性客で観客動員を伸ばし、公開11日目の14日までに動員50万人を突破している。


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